緒花が喜翆荘に来てもうそんなに時が過ぎたのか、緒花初めての給料日です。
その額2万円也。
てっきり不満をこぼすかと思いきや、家事全般をこなしてたった8千円(年齢×500円)しか貰えていなかった彼女にとっては大満足の大金だったのだ。
いじらしい。
働くって良いね。
さてその朝、来客あり。
経営コンサルタントで縁の大学の後輩、川尻崇子。
いきなり接客で緒花達に厳しい指摘、あながち経営コンサルタントの肩書きも名前だけではなさそうです。
ただ女将からは仮病を使われ相手にされませんが。
そんな彼女から喜翆荘を立て直すための提案。
というかこれは月一の恒例行事らしい。今月は仲居グループの番。
地味な旅館、仲居のコスチュームだけでも変えて雰囲気を明るくしようというもの。
しかし彼女が選んだコスチュームはどれもこれもやたら派手できわどいものばかり。
「挑戦なくして、勝利なし」だそうだが。
この人本気でいってんのか?
それはそうとなんだかその様子を覗いてた徹の様子もおかしい。
仲居頭の巴はともかく、緒花と菜子はコスチュームチェンジ。
背中がパカッと開き、胸元が強調されたチャイナドレス。
縁曰く、おあつらえ向きのお客様もやって来るようで、いきなり実戦です。
なんかいやに緒花がやる気満々です。こういう時は大抵……。
ということで早速43歳男性、自営業、3名連れのお客様を接客。
ですが案の定、お客様は派手な衣装に度肝を抜かれ、あたふたしている内に緒花とくんずほぐれずの状態に。
そこを連れの家族(年頃の娘と妻)に見られる大失態。父親の威厳台無し。
衣装も元々のものに着替え直し、巴共々3人で土下座の謝罪。
しかし父親の威厳台無し。
それにしても緒花「挑戦」という言葉にはノリノリの様子。
衣装のきわどさが足りなかったんだろうかとか思案に暮れたり、学校にいっても他の衣装を考えてみたりと。
民子はその「挑戦」に全否定ですが。
民子は民子で今、別に挑戦していることがあるようです。
さて学校から旅館へ帰ると、女将は崇子の手助けは不要といい、崇子は腹を立て帰ろうと、その2人の間で縁が仲を取り持とうと必死になっていた。
あえなく崇子は乗ってきたスポーツカーで帰っていった。
落ち込む縁。
巴によると実際問題、喜翆荘の経営は芳しくないらしい。
その為の縁の挑戦、崇子への依頼だったのだ。
その夜縁を励ます緒花が姉、皐月に被る。
かつて姉も根拠のない励ましを縁によく送っていたそうだ。
喜翆荘のためになにか出来ないか。
考え悩む緒花だったが。
翌朝、女将に説得を試みる緒花。
傾きかけた旅館をなんとかするには何か新しいことをやってみることが必要じゃなかろうか。
だがとりつく島もない。
と、そこに豆爺こと電六が現れる。
そして緒花をある場所に案内する。
その部屋にはきらびやかな着物の数々が舞っていた。
それは女将が大事に保管していたもの。
女将もとうにわかっていたのだ。なにかしないといけない。
かつてそういう思いを亡き旦那様にぶつけていたそうだ。
その1つがこの着物。
丁度良いところになこちもやって来て。
2人で着替えてみました。
それで接客に出るとお客様から語られる喜翆荘の思い出の数々。
喜翆荘に歴史あり。
女将の「挑戦」の数々でした。
さて緒花の「挑戦」は成功したのでしょうか?
少なくとも縁の挑戦は続きそうです。
前半はなんじゃこりゃっていう話でした。
あんな提案してくる経営コンサルタントがあるかよー。
まあ後半で上手く締めてくれたけど。
しかし緒花アグレッシブ過ぎるだろう(笑)。
挑戦にも程がある。
それでもってもう一つ問題なのが徹。
あれは緒花に惚れてるのかなこちなのか(多分前者だろうけど)。
みんちにとっちゃ穏やかな話じゃない。
また色恋沙汰がありそうですね。
しかしこんだけオタクに媚び媚びのお色気むんむんで町興しが出来るのかね。
舞台となった地元のケーブルテレビでも放送されているというが、恥ずかしくて普通の人は観られないんじゃ、これじゃあ。
まあ良いけど。
さて次回は謎の兵隊が登場。
「私の仲居人生終わったー!」と巴が叫んでますが、さてはてどうなることやら。
第7話『喜翆戦線異状なし』続く。
あ、新ED良かったです。
「月影とブランコ」
nano.RIPEクセになりそうです。
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