前話が駆け足だっただけに少し心配だったが、GOSICK1巻を見事3話分に収めきった。
制作者は本当に大変だったと思う。
2話分で1巻3分の2を駆け足で収め、残りの3分の1を綺麗に今回の話で描いてくれていた。
野兎走りのあらましから、事件の概要、そして大事なラストシーンまで。
よく3話で収めたと思う。
原作は丁寧に描こうと思えば少なくとも5話弱は掛かってしまう内容だった。
ちょいちょい変更はあったが。
例えば今回の話(原作第1巻)。
本来はヴィクトリカと久城は出会ったばかりではなかった。
元々の出会いの切欠は久城がある事件に巻き込まれたからであったが、その事件の内容はここでは割愛する。
しかし前回の予告の引きで「何故出会ったばかりの私を」とヴィクトリカがいっていたように、アニメでは出会ってからすぐこの事件(クィーンベリー号事件)に巻き込まれている。
ここら辺の変更が後々どう影響してくるか。
純粋な3話感想。
やはり原作未読者にはちょっと理解しがたい部分もあったかも。
それでも大事なポイントは全部押さえていた感じ。
ヴィクトリカの愛らしさを楽しんでいる人にも十分満足出来る内容だったんじゃなかろうか。
怖がっている(ふりをする?)シーンとか、なんとかネッドの魔の手から逃れた久城の姿にホッとしているしーんとか、その後すぐに平静を装うシーンとか。
最後の約束のシーンとか。
それから何度もいうけどここまでの内容を無難に収めきったのも見事。
ちなみにミステリーものを期待した人は少しがっかりしたんじゃないかな。
でもGOSICKはこういう作品なのだよ。
最後にやっぱり久城は少し逞しすぎる感じがした。もっとヘタレてる姿が見たいです、先生。
次の話はアニメオリジナルなのかな。
それとも短編集GOSICKsのお話か。
だったらまだ原作を読んでないのでちょっとキツいかも。
あとアブリルが出て来ますな。キャストや如何に。
蛇足:現在けいおん!のSSを書いているため折角買ったGOSICK2、3巻を読む時間がない。
SSの現在の完成度20% 思わぬ長編になりそうorz
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