2011年01月23日

GOSICK―ゴシック―3話感想

 一言でいうと良かった。

 前話が駆け足だっただけに少し心配だったが、GOSICK1巻を見事3話分に収めきった。

 制作者は本当に大変だったと思う。


 2話分で1巻3分の2を駆け足で収め、残りの3分の1を綺麗に今回の話で描いてくれていた。

 野兎走りのあらましから、事件の概要、そして大事なラストシーンまで。

 よく3話で収めたと思う。
 原作は丁寧に描こうと思えば少なくとも5話弱は掛かってしまう内容だった。

 ちょいちょい変更はあったが。


 例えば今回の話(原作第1巻)。

 本来はヴィクトリカと久城は出会ったばかりではなかった。

 元々の出会いの切欠は久城がある事件に巻き込まれたからであったが、その事件の内容はここでは割愛する。

 しかし前回の予告の引きで「何故出会ったばかりの私を」とヴィクトリカがいっていたように、アニメでは出会ってからすぐこの事件(クィーンベリー号事件)に巻き込まれている。

 ここら辺の変更が後々どう影響してくるか。


 純粋な3話感想。

 やはり原作未読者にはちょっと理解しがたい部分もあったかも。

 それでも大事なポイントは全部押さえていた感じ。

 ヴィクトリカの愛らしさを楽しんでいる人にも十分満足出来る内容だったんじゃなかろうか。

 怖がっている(ふりをする?)シーンとか、なんとかネッドの魔の手から逃れた久城の姿にホッとしているしーんとか、その後すぐに平静を装うシーンとか。
 最後の約束のシーンとか。

 それから何度もいうけどここまでの内容を無難に収めきったのも見事。

 ちなみにミステリーものを期待した人は少しがっかりしたんじゃないかな。
 でもGOSICKはこういう作品なのだよ。

 最後にやっぱり久城は少し逞しすぎる感じがした。もっとヘタレてる姿が見たいです、先生。


 次の話はアニメオリジナルなのかな。
 それとも短編集GOSICKsのお話か。

 だったらまだ原作を読んでないのでちょっとキツいかも。

 あとアブリルが出て来ますな。キャストや如何に。


 蛇足:現在けいおん!のSSを書いているため折角買ったGOSICK2、3巻を読む時間がない。
 SSの現在の完成度20% 思わぬ長編になりそうorz


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posted by ぱとらしう at 18:50| Comment(0) | TrackBack(5) | アニメ感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月19日

お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!! 1、2話感想

 前期にもたいがいなアニメがあったけど、このアニメはとにかくタイトルがなげー。

 長い、じゃなくて、なげー!


 それはともかくどういうお話かというと、変態な義理の兄妹のお話。

 兄は兄で、義理の妹は妹で各人変態である。

 ともかくそういう突き抜けたドタバタギャグ&ラブコメディなんでしょな。


 しかしこれはエロアニメか! といいたいね。

 義理の兄妹で変態というのが、また生々しい。
 むしろここは血の繋がった兄妹にしてくれてる方が良かった(個人的嗜好においても)。

 そしてさらに2話では新たな変態が。

 幼い頃離ればなれになった幼馴染みだってさ。
 例によって主人公の男が好きという。どこのエロゲーだ!

 Wikipediaによるとさらにもう1人増えて、義理の妹、幼馴染み、クラスメイトの四角関係になるとか。

 例によって例による、ハーレムものって奴ね。
 例によって男はヘタレという。ここまでくると完全なテンプレだ。


 正直一体なにをみれば良いかわからない。

 これからどうなるかによるけど、取り敢えず3話を観て切るかどうか決めようかなと思案中。

 もう少し笑えるんだったら笑えるで思いっきり突き抜けて欲しいし、エロ重視でいくんだったらもっとエロでいって欲しい。
 なんか中途半端感が否めない。

 義理の妹っていう時点で、兄妹という設定がほぼ無駄になってしまってる(気がする)、そこが非常に残念。

 それとも義妹じゃないと不味いシーンとかこれからあるのかな。

 とにかく次はもう少し楽しめると良いな。


 今週の週マガの感想はまた後日。


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2011年01月17日

GOSICK―ゴシック―1、2話感想

 たまたま夜遅くテレビを付けると丁度はかったように始まったアニメ。

 まずその時点(1話時点)では原作未読。

 一気に引き込まれましたね。
 ヒロイン(?)ヴィクトリカの可愛さもさることながら、ヨーロッパ調の厳かな雰囲気。
 学園のあるソヴュール王国の山裾、その風景の美麗さから、学園にある大図書館、そしてその屋上の庭園。

 話はやや駆け足気味ではあったが、ヴィクトリカという少女の醸し出す、摩訶不思議なオーラ、そしてその周りに配置された舞台装置、その全てがギュッと合致していたといって良い。

 1話はとにかくその雰囲気を楽しむ話だったかなと思います。

 これはと思い数日後本屋に足を向け、早速第一巻(角川文庫)を購入。
 残念ながら富士見ミステリー文庫は諦めましたが、ビーンズ文庫から出るのを待つ気もなかったので、イラストは仕方ないかなという感じ。

 で、こっから原作の感想をちょと、これからの話のネタバレにならない程度。

 Amazonのレビューにもあったとおり、トリック、推理を楽しむのでなく、その動機に重点を置いて読むべきでしたね。

 バリバリの推理ものだーつって気合いを入れて読んだら見事に肩透かしをくらう感じ。

 私はそうでなかったので十分楽しめました。

 さあ、アニメ版GOSICKを観てビビッときたそこのあなた。原作買って損はないと思いますよ。


 でもって第2話。

 うん、まず冒頭の導入部分からして超加速。

 そういえば原作でもあの案内人の正体は明らかになってないんだよな。まあ金で雇われた誰かってぐらいのオチが据わりが良いのかな。

 まあそれはそれとして。

 とにかく話の展開が早い。
 原作読んでてもちょっときつかった気がする。

 ちょいちょい、原作のこれはって部分が削られてるけど、あとで上手く纏めてくれると信じている

 それから、久城、君はもう少しヘタレてても良い気がした。

 ちなみに(こっからネタバレ)原作1巻でいえば早くも3分の2弱を消化。仕方ないといえば仕方ないが、どれだけ色々削られてしまったかこれだけでも想像に難くないだろう。

 次回はさらに超加速の予感。

 まさかたった3話で原作1巻終了ってことはないよね。ないよね?

 それからアブリルはどうした?
 この話の最後に出てくるんだろうか。


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